F・AのBlog

同人やイベントの近況、そして音楽中心な へっぽこなブログなり。

音楽

今回はメシアン「彼方の閃光」

31日サントリーホールにてカンブルラン指揮の読響定期で
メシアン最後の大管弦楽曲「彼方の閃光」を聞いた参りました。
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いくらメシアンとはいえ、現代音楽としては珍しく チケットが完売という事でしたが
やはりちらほらと空席はありましたですな。
平日なんで会員の人が仕事で来れないとか、この曲は聴きたくないと言った
ところでしょうかね…。
2月からサントリーホールが9月まで改修工事で休館と言う事で
この公演が休館前の最後の有料公演のようで、半年間使えないのは残念ですね
そういえば名古屋の愛知芸術劇場も改修工事で休館になるようで…。

さてこのメシアン:彼方の閃光
メシアンの管弦楽曲中最大のオケ128人の巨大編成でステージ後方の端から端まで
埋め尽くす打楽器群と、見た目にも圧巻な公演でした。(打楽器奏者も10人らしいですが
この日は12人おりました)
で、この曲全十一楽章、約75分と代表作であるトゥーランガリラ交響曲のようではあるが
これだけの巨大編成ながら今までのような暴力的な部分は陰を潜め瞑想的な曲であり
ほとんどの楽章が管楽器のみ、管楽器と打楽器、弦楽器のみと言った具合で
全楽器で演奏するのは第十楽章の一部分のみ。
しかもほとんどの楽章がLent(ゆっくりと)なので
まぁ、トゥーランガリラでも眠くなるという人には爆睡必死な曲と思われる (笑
と、まぁほんとに静かで瞑想的な曲なんで念のため
当日も眠くならないよう栄養ドリンクを飲んで聴きに行った訳なんですが (笑

…さて演奏が始まってびっくり。
木、金管楽器のみの第一楽章「栄光あるキリストの出現」。
管楽器のみで緩やかなテンポで奏される荘厳なコラール。
メロディーも静かなのだが…さすがこの巨大編成
静かと思いきや凄まじい音圧で、まぁ簡単に言えばうるさいと言えるぐらいで
眠気なんか出てこない。
いくつか優秀な録音で聴いてはいたものの一部の強奏部 等を除いて
静かで眠くなりそうな印象を持っていたが実演ではこんなにも全体に
音圧が耳、頭に響いてくるとは…。
落ち着いて静かに聴けたのは弦楽器のみで奏される第5楽章「愛の中に棲む」
や終楽章「キリスト、天国の栄光」といった弦楽器が主体の部分だろうか…。
ちなみに3度の大太鼓の強打から始まる第6楽章「トランペットを持った7人の天使」
まぁ…いわゆる黙示録の部分であろうかこの楽章、トランペットが活躍しそうに思えるが
打楽器群とファゴット、ホルン、トロンボーンのみでトランペットは一切出てこない (笑  

ところでこの曲、銅鑼×3、チューブランベル×3、トライアングル×3、トランペット×3、ホルン×6
…と、言った具合に打楽器群を含めた大半の楽器が個々に3組ずつ、もしくは3の倍で
配置されておりましたが、〇管編成の意味ではなく何か3に意味があってこのような
楽器編成にしたんでしょうかね?殆どの打楽器までもが3ずつだと何か意味があるように
見えてしまうんですがどうなんでしょうかね、音響的に必要な偶然なのかなぁ?
特にそういった編成に関しての解説記事は見たことがないんで、まぁなんとなくですが…。

さて今回の演奏、今回のカンブルランがSWR東西ドイツ放送交響楽団を指揮した
CDと同じく非常にテンポが遅いゆったりとしたテンポの演奏でした。
そのせいもあってかやはり、当然というか仕事疲れでこの曲は睡魔に誘われるようで
眠ってしまってる人は普段より多かったような感じが…。

まぁ、CDに関しては今回のカンブルラン盤をはじめ、ミュンフン盤、ラトル盤 等
いくつかありますが、どれも演奏、録音ともに優秀なのでまぁ、どれを選んでも
特に問題はないかと…。最初なら無難にラトル盤あたりからでいいんじゃないかな?
ただカンブルラン盤はメシアンの管弦楽集としての8枚組みのBOX売りがあるので
BOXの方が他の曲もまとめて聞けて値段的にも色々とお得かも。

で、本日の演奏はまたテレビ収録されてたので問題なければ数ヵ月後には放送されるでしょうが
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ただ、80分近い演奏時間なんで抜粋放送か放送時間延長で全曲放送してくれるのか…
せっかくなんで全曲放送してほしいですが…。

さてまぁ、今年11月カンブルランがこのメシアンの大作で唯一の
歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」(全曲日本初演)を演奏会形式での公演が
あるわけなんですが…何せこの曲の演奏時間が 5時間半(休憩含む)もある訳なんで
当然平日の夜公演ではなく休日の昼公演になってしまうわけで…
11月といったら、コミティアか今回初の関西りょなけっとがあったりで
なにかしらイベントとぶつかりそうな嫌な予感が…。
ううっ、さすがに2時開演だと正直サークル参加諦めだなぁ…。
午前中だけじゃ人来ないし帰りの宅急便も間に合わないよ…トホホ。
う~ん、特に関西りょなけっとにはぶつかりませんように…。




 

祝!「十月革命二十周年のためのカンタータ」日本初演!…たぶん!!

本日、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場来日公演特別演奏会(東京文化会館)にて
待ちにまった念願の…いや悲願だった
プロコフィエフ:「十月革命二十周年のためのカンタータ 」op.74を聞いてまいりましたぁ!

たぶん日本初演と思われるんだが…記載されてないんだが、どうなんだ?。
…色々と調べたけどやはり日本で演奏された記録が見つからなかった。
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別働隊のバンダ、バヤン(アコーディオン)合奏、大規模な打楽器群を含む
大編成の管弦楽団と合唱による十楽章の大作。
この日は舞台後方にホール反響板ではなくマリインスキー劇場の幕が使用されており
見た目的に普段のコンサートとは違う雰囲気で素晴らしかったが 
若干音響に影響はあったと思われ、幾分音がデッドに聞えた気がしたが
…気のせいだったかなぁ? (笑。

前半はチャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 や歌劇からの数曲の歌。
最後に「ラーゼフォン」や先日の「響け!ユーフォニアム2」の第一話でBGMとして使用された
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」 ~コンチャーク汗のアリア、ダッタン人の踊り。
チャイコフスキーの時はもう「十月革命~」の事で頭がいっぱいだったが(笑
やはり「ダッタン人~」の盛り上がりは素晴らしかった。 
…しかしアニメ 関係者この曲好きなのかなぁ?

そして休憩後は、待ちにまちました「十月革命~」です! 
合唱の横に配置されたバンダやアコーディオン隊も追加されてはいますが、
歌劇場の来日公演とあってか合唱ともに若干規模が小さいと思われるのは残念。
(ロンドン響との公演映像との比較でですが…。)
嬉しいことに日本語字幕つきでの上演です。
この曲の日本語の資料は殆んど無いので非常に嬉しいことです。
パンフレットの解説も貴重な日本語での資料ですがどうせなら字幕だけでなく
パンフ、もしくは別紙に歌詞対訳もつけて欲しかったなぁ、…残念。
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管、打楽器群が強烈な第1楽章「前奏曲」、A・シュワルツェネッガー主演の映画「レッドブル」の
タイトルバックに使用された第2楽章「哲学者たち」、3「間奏曲」、4「我らは固く団結して進む」
5「間奏曲」と短いが無茶苦茶かっこいい五つの楽章 をへて
この曲最大規模の長大で、爆裂な第6楽章「革命」!
この楽章からバンダ、アコーディオンも参加。ついでにレーニンも演説で参加です。(笑
ちなみにこのレーニンさんはやざわざ軽く役 作りで登場でしたが、どうせならあの茶色いコートを
羽織ってくれば良かったのに…。 
そして、7「勝利」、8「誓い」 と続き、後に「戦争終結に寄せる讃歌」op.105に転用される
第9楽章「シンフォニー」、壮大な終結の第10楽章「憲法」。
…す…素晴らしかったです。 
ただ、銅鑼やサイレンが舞台横の壁に隠れる形になり、聞えづらかったのは残念。
ぜひに今度は、今夜のような制約なくきちんとした大編成でお願いします!
ロンドン響との公演みたいな…。 
本当にまたどこかで演奏してくれないかなぁ…やはり歌詞があれじゃぁ駄目か…な。(笑  
レーニン、マルクス、エンゲルス…の言葉の引用だからなぁ…。
共産党宣言…。共産主義バンザーイって歌詞だからねぇ…無理かぁ?。(笑
 でも、歌詞、内容 関係なく音楽は素晴らしいんだからなぁ。もち、プロコフィエフの最高傑作。
頂点といっても言い過ぎではないな…多分。 

で、CDなんですが、演奏、録音共に優秀なヤルヴィ盤、打楽器炸裂なティトフ盤、
同じく爆裂で素晴らしい演奏だが政治的都合で一部カットで非常に残念なコンドラシン盤と
一応でているCD3種持っていますが(正確にはデジタルリマスター 等CD自体ではもっと所有)
かなり以前に、例のBBC Music Magazine の付属CD…スネアドラムではなく、機関銃や
キャノン砲まで使った壮絶なマーク・エルダー盤を持っておりません! 
ど…どなたかお持ちの方要らなければ譲ってください!…いや、そんな無理は言いません
聞かせてくださ~い! 

しかし、ゲルギエフ&マリインスキーもこれで「炎の天使」「3つのオレンジへの恋」「戦争と平和」や
交響曲1,3番 等、日本での演奏曲目も増えてまいりましたねぇ。
ぜひ次は「賭博者」や今度映像ソフトとしてリリースされる「セミョーン・コトコ」をお願いしたい。
出来れば、「鋼鉄の歩み」等の「ロミオ~」以外のバレエ音楽や管弦楽曲を演奏して欲しいですね。

しかし、今日のコンサートを見ていて思ったのはゲルギエフ、本当にこの曲演奏したかったんだな
~っと…まぁその為に何と言うか…色々妥協したんだな~とか…。
たぶん「ジャパンアーツだとこの曲じゃ人呼べないよ!」…とかなんとか、色々とね…(笑
まぁ、当然妄想ですけど…でも多少は当たらずも遠からずなんじゃないかな~っ…と。
でもたぶん、チャイコあたりはこの曲を演奏するための条件ではないかとね。
…って…何を言ってるんだか…俺は…。


…まぁ、そんなこんなで今日の興奮の為に無駄に駄文、長文ごめんなさい。
今、当然「十月革命~」聴きまくり中。
では、おやすみなさ~い。



 

轟音、爆演!ポポフ:交響曲第1番 日本初演!

本日、行ってまいりました!サントリーホールでの東京交響楽団 定期公演!(指揮:飯森範親)
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待ちにまった、ポポフ:交響曲第1番 日本初演です!
で、本日の公演は

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:オルガ・シェップス)
ポポフ:交響曲第1番

の2曲。
本日はポポフの期待が強すぎて、正直ラフマニノフはかなり
スルーだったりな感じでしたが…
ラフマニノフ後のオルガ・シェイプスのアンコールがまさかの2曲
しかも、サティ:ジムノベティとプロコフィエフ:ピアノソナタ第7番~終楽章
アンコールって言うよりメインプロ!?
ラフマニノフより、アンコールが素晴らしいという…う~む。
まさかこの2曲、特に終楽章のみとはいえ戦争ソナタが聞けるなんて…。
なんて凄く嬉しいサプライズ!
…しかし、ラフマニノフよりもプロコフィエフの方が拍手や歓声が盛大だったりという…。
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正直、協奏曲よりソナタ全曲を演奏してくれた方が、私としては…。

さて本日のメイン、ポポフです!
ちなみにポポフですが、本日の公演や一部ではポポーフと表記されておりますが
個人的にポポフを知った当時からポポフ表記だったので伸ばさない表記の方で…。
…ちなみにPopov、実際向こうではどう発音するんですかね?

さて、このポポフのアバンギャルドな交響曲…。
この曲をはじめて知って(CDを買って)はや20年ぐらい経つ…か…な?
とにかくそれぐらい待った念願の生演奏です。

なんという巨大な編成なんでしょうか!
 ホルン16人、  打楽器群12人、ハープ2台…でかい。
ステージを埋め尽くす巨大編成!見た目だけでまず圧巻!
ホルンだけで16人ってオケではなかなか見たこと無い光景…凄い。
…ちなみにこの巨大な編成、今ならリハーサル時の写真だが東京交響楽団の
ホームページで見ることが可能。

で、演奏…冒頭 fffの一撃から始まる長大な第1楽章、長大ではあるものの
メロディテンポの急緩、随所に現れる強奏部…ほぼ飽きることは無いが
さすが、16本のホルンの音圧や叩きつける打楽器群の強奏で随所とはいえ
かなり耳にくる大音響なので注意!

変わって叙情的な第2楽章だが、ただ美しく叙情的なというより、
チェロやコントラバスの旋律でほの暗く感じさせる所もしばし。
ここポポフの美しい旋律は他の作品でもだが落ち着いて聞きやすい。
先ほどとは変わって耳の休めになるが、もちろん一部強奏部があるので
気をつけよう!

そして特に冒頭から打楽器群が大活躍の壮絶な第3(終)楽章。
もうこの楽章ほとんど巨大な音の塊、そして大音響,爆音 の凄まじいコーダしかないという
後半部、耳の休む場所がほとんど存在しないとんでもない終楽章である
もう凄かった!現在出ている3種の録音なんて太刀打ちできない音響だった事を再確認。
いやぁ…なんという狂った大音響か…幸せ。
また何度でも聞きたいですな、後ぜひこのまま交響曲全曲演奏、録音を…。


この曲、上記にも書いたが現在3種の録音が存在するが
おすすめは録音時期は一番古いが一番の快速、爆演のProvatorov指揮モスクワ響のCD。
録音も最良、スピーカの音量は注意。



そしてそして、今年はこのポポフだけではなく
プロコフィエフ:十月革命二十周年の為のカンタータ がいよいよコンサートで聞ける!
しかも指揮はゲルギエフ!

なんて素晴らしい夢のような年だ!
あぁ…もうわくわくが止まりません…。
ちなみに、プロコフィエフもたぶん日本初演と思われるが、記載されていないので
どうなんだろうか?日本で演奏された話は聞いたこと無いんだがなぁ。

 

激演!プロコフィエフ:交響曲第五番!

いやぁ…ここ最近音楽の事書けてなかったんで久々に…。
先日聞いてまいりました キリル・カラビッツ指揮 読売交響楽団定期公演。
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そうです!最近、ボーマンス響とのプロコフィエフ:交響曲全集を完成させた
カラビッツが今回そのプロコフィエフを演奏しました!  
で、当日の曲目は

プロコフィエフ:交響的絵画「夢」 op.6
ハチャトゥリアン:フルート協奏曲 (フルート:エマニュエル・パユ)
プロコフィエフ:交響曲第五番 op.100

当日よほどの事がないと空席が目立つものなんですが
この日はほぼ埋まっておりまして… たぶんあのエマニュエル・パユ目当ての人が
多かったと思われる…見た感じ若い女性の人多いようだったし…。
さてさて演奏ですが…
まずは「夢」 …う~ん素晴らしい…のだがこの人はやや爆演系に近く
鳴らすところの爆発力は半端ではないので素晴らしいのだが 
テンポも速めで爽快感もあるのだが、もう少しテンポを抑えて聞かせてくれればと
感じるところも多々ありで、そこは若干残念の気も…。
そして、フルート協奏曲。もともとの原曲はバイオリン協奏曲 をピエール・ランパルが
フルート用に編曲した曲。
実はバイオリン協奏曲はいくつかCDをもっているが、このフルート版は
初めてだったりする。
いやぁ、パユ凄い…。なんという演奏!さすが世界最高一級の奏者と感動しきり。
アンコールは武満徹:エア

ちなみにハチャトゥリアンといえば、もう何年も新譜が無くさみしかった
最高傑作の交響曲第二番「鐘」の新譜がナクソスレーベルからリリースされるそうで
実に嬉しい! 早く他の一番と三番を…。 

で、さて…話し戻して休憩後は本命の交響曲第五番。
先にも書いたがテンポを…と感じるところもあったが…
いやぁ…なんという激演!爆演! 
当然プロコフィエフ馬鹿の私はコンサートで何度も聞いているわけですが
ここまでの爆演、大音響はなかなかお目にかかれない。
しかもただの大音響って訳ではない、もう血沸き肉踊るといいますか…。
しかも指揮がもうノリノリ!楽しんで演奏してますね!
いやぁ終演後、聴き疲れしてしまう程とはなんと珍しい…。
もう凄かった…素晴らしすぎました…。
まさにこれこそどんな最高級のオーディオ機器で聞いても再現できない音響をまざまざと感じた。
ぜひっ!ぜひに、このまま交響曲全曲演奏をお願いしたい!
せめて最低でも二~四番はお願いしたい!…もちろん四番は原典版、改訂版両方!

ちなみにこの日の公演はテレビ収録されていたので数ヵ月後には放送されるはずだが
たぶんフルート協奏曲が全曲で五番は一部抜粋みたいな感じで放送なんだろうなぁ…。
一時間番組だし…。って言うかCD化して…。

いやぁまぁさてここ最近、いくつものプロコフィエフの交響曲(全集)が集中して
リリースされており、実にめでたい!
ただ…交響曲はありがたいのだが管弦楽、声楽は全然ですねぇ…。
出ても「ロミオとジュリエット」や協奏曲、ピアノソナタ あたりぐらいか…。
「道化師」「鋼鉄の歩み」「セミョーン・コトコ」「十月革命二十周年のためのカンタータ」
「名も無い少年のバラード」…新譜出ないかなぁ…。

交響曲全集と言えば最近、ソヒエフがベルリン・ドイツ響と開始しましたが
「ハルチカ」で草壁先生がベルリン・ドイツ響(アニメではドイツ・ベルリン響となってましたが…)
を、すっぽかしたという過去には笑えてしょうがない…。
…しかし「ユーフォ」が京都コンサートホールで「ハルチカ」が普門館…かぁ…。
普門館の方は一度も行った事無いんだよなぁ…。東京国際フォーラム Aホール級の収容人数
らしいのでどんな音響なのか聞いてみたいものだったが…。
とりあえずカラヤンの来日公演のCDでは聴くことができたが…。

で、読響ですが下野竜也 氏が首席客演指揮者を退任ということで非常に残念ですね。
現代音楽を中心にかなりマニア向けの選曲で素晴らしかったのですが…。
最近でもジョン・アダムス:ハーモニレーレや、先月も合唱付きの大作
フィンジ:霊魂不滅の啓示 を演奏しまして素晴らしい演奏だったのですが…。
出来ればアダムスはハーモニレーレもいいですが合唱付きの大作ハーモニウムも
演奏してほしかった…。それに一時期集中して演奏したヒンデミットも
交響曲「世界の調和」やオペラ3部作 等も取り上げてほしかったなぁ…。
今後は広島響の音楽監督になるそうで、そちらでもこういった曲目を選曲されるん
でしょうかね?

さてさて、8月には東京交響楽団があのソ連の超大音響!アヴァンギャルドの大傑作
ポポフ:交響曲第一番がついに日本初演されます!
いやぁもうあの壮絶な爆音の第3楽章が生で聞けるかと思うと
もう今からわくわくが止まらない!
…ただなぁ、指揮が飯森範親 氏なんでどうなるのかちょっと心配…。
昔、サントリーサマーフェスティバルで、モソロフ:「鉄工場」、プロコフィエフ:「鋼鉄の歩み」
ストラヴィンスキー:「春の祭典」という超重量級なプログラムを指揮されまして
この3曲が一晩でと楽しみに聴きにいったんですが…
正直、それはもう残念な演奏でした…もう、がっかり…。
当然この3曲、大音響が必然とも言える曲なんですが…まぁ…音が鳴らない…弱い…。
演奏に全然力の無い3曲…なぜこの3曲をプログラムにしてこんな演奏を…?
…う~んポポフ…正直不安と期待が入り乱れてます…。
…そうですよ!カラビッツさん、ぜひ代わりに演奏して!
もうこんな曲カラビッツさん向きですよ!



 

「ある若い詩人のためのレクイエム」日本初演!

本日待ちにまった B.A.ツィンマーマン:ある若い詩人のためのレクイエム(日本初演)
行ってまいりました~! 
17:15頃サントリーホールに到着、なんと当日券に数十人が並んでいた。
こういった公演には珍しい …何があったのだ?
まぁしかし…こっちはもうあまりの期待と興奮で緊張が… 
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17:30開場!ホールに入る…おおっ!凄い!
オルガン前の巨大スクリーン、客席を取り囲むスピーカー群、ステージを埋め尽くす
大編成の巨大オーケストラ、各指揮者前に置かれたモニターや時間表示用のパソコン…etc
もう言葉だけでは表現できないが見た目だけで凄すぎる!…もう興奮も最高潮!
はぁ~許されるなら資料用に写真撮りたかったなぁ…

18:00開演、演奏…の前に指揮者の大野和士 氏とプロデューサーの長木誠司 氏の
約30分ほどのプレトーク、で15分の休憩。
楽団、合唱団入場…。
う~ん、凄いなぁ…バイオリンとビオラを除いた大編成のオーケストラに指揮者前に
ハの字におかれた2台のピアノ(奏者は客席に背を向けた形)、
そして脇に置かれたジャズコンボ、二人のソリストと二人のナレーター。
ちなみにナレーターは一人はテレビ等でもよく見かける俳優の長谷川初範 氏。
もう一人は塩田泰久 氏。…こっちの人は知らない…舞台俳優さん?
そして客席を囲むように配置された4群の合唱
(Pブロック:合唱Ⅰ、Cブロック後方:合唱Ⅱ、LB,RB(左右)ブロック:合唱Ⅲ)
それぞれの合唱に副指揮者がついている。
…しかしバイオリンとビオラを除いた状態でもステージぎっしり。
もしこれでバイオリンとビオラが入ってたらステージにのったのか?
…しかし3群のティンパニや多数の銅鑼にはちょっとおどろいた。CD聞いてても
ここまで多いとは思っても見なかった。

演奏開始…テープとコントラバスの持続音とともに始まる「プロローグ」…。
そしてスピーカー1からのヴィトゲンシュタイン「哲学探究」の朗読から
流れ始め、合唱Ⅲがレクイエムを歌う重く暗いプロローグの終盤
トロンボーン群と全合唱のすさまじい最強奏とともに
「レクイエムⅠ」へ、もうここではほぼテープのみ、各種の演説や語り、電子ノイズ
音楽がそれぞれ各スピーカから流れまくるだけだが、まったく飽きることは無い。
あとここではナレータが「ドイツ基本法」や「毛沢東語録」の断片を語る部分が
あるがここでは日本語訳。

…ちなみにステージ後方の巨大スクリーンには字幕が流されているのだが、
わざと読めないように作りましたとの解説通り、普通に下から上へゆっくり流れる
読める字幕だけではなく高速で移動する字幕や蛇のようにうねる字幕…等
本当に読めない…というか笑えてしまう字幕映像が流されておりました。

そして続く「レクイエムⅡ」<リチェルカーレ>ようやく曲の半分を過ぎたところで
ジャズコンボ登場。数分ジャズコンボが活躍したと思うと再びテープにもどり
40分続いた主要なテープ音響も一時お休み。
ここからやっと大管弦楽が活躍…しかし残り…20分。
<ラプレゼンタツィオーネ><エレジア><トラット><ラメント>と
テープ以外の管弦楽、ソリスト、合唱、ナレータのみが唯一活躍するこの4曲をへて
そして終曲「ドナ・ノビス・パーチェム」です!
合唱が歌い始めると同時にベートーベン「交響曲第九番」、ビートルズ「ヘイ・ジュード」
が流れ、スターリンやゲッペルス、チャーチルの演説が次々と流れていく中どんどん
大管弦楽も巨大になってき、もうすさまじい大音響のカオスに!    
その巨大な音響もハンマーの三度の強打と共に終了。
大衆のデモの叫びだけが流れ消えるとともにコントラ・バイヤー「第六感」の一説が流れ
大管弦楽の一瞬の凄まじい強奏、そして合唱の「dona nobis pacem!」で
全曲終了。
凄い…凄かった…。約二十年待ちに待ったかいがありました…。

ふつうこのままカーテンコールで終わりですが最後珍しいことに
長く続いたカーテンコールおわりにジャズコンボのスガタクロー・クインテットによる
アンコール?…の演奏があり、それはもう盛り上がりました。

はぁ~いまだに興奮冷めやらぬ…といった感じです…。
また聞きたいですが今後日本で演奏される可能性はかなり低いですよねぇ
これだけ色々に大変な曲。
しかし生で聞いたら凄いですよこの360°立体大音響!
どうやっても、どんないいシステム持ってても、家ではこの音響は再生不可能ですからねぇ。
まぁそれ以前に録音も困難ですが…。

しかし今回の役得は演奏ばかりではございませんでして…今までこの曲の資料と言えば
ほとんど3種の輸入版CDのブックレットぐらいでして、普通に訳そうにも音楽や政治 等
専門的な用語や内容が多いので、難しかったのですが…。
今回この公演のおかげでこのサントリーサマーフェスティバルの公式ホームページに
詳しい内容、解説が日本語で読めます。今回のホールの配置や各スピーカーから流れる
それぞれの内容と順番もあり、しかもパンフレットには詳しい解説以外にも
この曲の今まで世界で演奏された年代や場所の表までついており資料的価値大です!。
…しかし、初演者のギーレンが一番多く演奏してるんですねぇ、12回とダントツの多さで
演奏しています。(本日の公演を含め初演から世界で計38回…この資料に基づく。)
いやぁ日本語の予想以上に詳しい資料がたくさんあって感激ですよ。
普通ならここまで詳しくこまかく解説なんてあまり無いんですけどね
あまりにも複雑、巨大すぎる作品のために逆にいい結果になった訳で…まぁとにかく良かった。

もしこの曲が日本語で詳しく知りたいのならこのサマーフェスティバルの公式ホームページを
見てくださいませ…貴重なんでお勧めですよ。ただしこれがいつまで読めるのかは
わからないのでお早めに。
http://www.suntory.co.jp/sfa/music/summer/2015/index.html

ちなみにこの曲のCDは現在3種持っていますが、たぶん知る限りでは録音はこの
3種のみと思われます。
ギーレン盤、ベルティー二盤、コンタルスキー盤、いずれも輸入版のみ。
いずれもたぶん店舗では入手困難なはず。通販なら購入できそうですが
一番のお勧めのギーレン盤はかなり昔に廃盤になってるはずなんで
かなり入手は困難かと思います。探せば中古とかであるのかなぁ?
…しかしまぁ本日の公演のおかげで今までテープなのか演奏なのか不明だった部分
もすべてわかってすっきりです。音楽やナレーションまでテープの部分あったりで
ややっこしいことこの上なし…。

いやぁ…まぁ…よかったぁ…もう今年は終わった!

まぁ…本当に興奮で無駄に長文になってしまった…。

長文ついでに今月のBBC MUSIC MAGAZINEの事。
今月号のCDは今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで聞いてきた
「ヨハネ受難曲」のアルヴォ・ペルトの管弦楽と合唱の作品集。
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「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」、「スンマ」など6曲を収録
すべて2010年以降のライブ録音で拍手入り。
いずれも録音、演奏ともに良質。
ライブ特有のノイズもほとんどなく静寂で美しい演奏を堪能できるし
ペルトの作品集で拍手入りライブ、かつ録音も鮮明で良好なCDは
あまり見かけないので貴重なCDかも。あっても静かに消えるように終わる
曲が多いので拍手カットが大半と思われる。
まぁライブ録音で拍手なしを好まれる方には嬉しくないのであろうけど…。
そろそろ来月号が入荷される時期なんでお買い求めはお早めに。

では本当にもう無駄な長文お付き合いいただきありがとうございました。

ではおやすみなさ~い。







今宵はショスタコの「レニングラード」…そしてあの超大作日本初演!

はぁぁ!まさかまさかの…待ちに待ったあのB.A.ツィンマーマンの大作

「ある若い詩人のためのレクイエム」日本初演!!!!!!!!!!!


やったぁぁぁぁぁぁぁ!
待ちましたぁ…この曲を初めて聞いてからはや20年以上…
まさかコンサートで聴けるとは夢にも思いませんでしたぁ… 
独唱、語り手、大オーケストラ、ジャズコンボ、3群の合唱、テープと言う大編成!
…しかしっ!
この1時間以上の大作…独唱、語り手、大オーケストラ、ジャズコンボ、合唱
これだけの巨大な編成、ほとんど出てこない!
特にこの曲の大半を占める前半の楽章”レクイエム”…ほぼテープのみ。 
しかしそれでもまったく飽きずに聞けるのは凄い!
特に終楽章”Dona nobis pacem”は数あるレクイエムの中でも
最高傑作といっても過言ではない!…か?
ベートーヴェンの9番とビートルズから始まり(テープで)
大オーケストラ、合唱、テープがまさに巨大なカオスのような状態になっていく
あの素晴らしさときたら!
…まぁそんなかなり特殊な曲 なのでほとんど演奏される事がなく
しかもCDも3種あるのみ。(おすすめはギーレン盤。)
特に今回は合唱を4ヶ所、8チャンネルのスピーカー を会場を取り囲むように
配置されるとの事で 生でしか聞けない立体音響を堪能できそうですよ!
もうチケットは当然ながら発売日当日速攻で買いましたよ!
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はぁぁ…もう当日が楽しみですうぅぅぅぅ! 
いやぁ近年、「軍人たち」 、「ユビュ王の晩餐のための」、そして
「ある若い詩人のためのレクイエム」 等…ツィンマーマン の主要な大作が
日本で演奏され幸せです。 
…しかし「軍人たち」は、違う演出で再演して欲しい!
この当時の公演の批評家のコメント見ると非常に好意的に書かれてるが
私的には非常に不満。…期待が大きすぎたのもあるかもしれないが
打楽器群は聞こえない、演出は正直わかりづらい、見づらい、つまらない… 
ほとんど印象に残っているのは第4幕のテープの立体音響ぐらいか…
正直この曲を駄目にしているとしか思えない公演だった…。


さて、おとといは読響定期で一定の年齢以上の人は例のあれでおなじみの
ショスタコーヴィッチ:交響曲第7番「レニングラード」を聞いてまいりました。
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指揮はエイヴィン・グルベルグ・イェンセン。
経歴を見ると結構オペラ公演が多いようで、オペラ指揮者の「レニングラード」かぁ…
と思って聞いてみましたが、
これがほとんど重暗さを感じさせない、派手でノリの良い速めのテンポで
突き進む豪快な「レニングラード」であった。
とにかく、鳴らすところは思いっきり豪快に鳴らしますよ! …と言った
近年多い落ち着いた演奏が好評などと言った演奏なんかと、逆行する
激しい大音響が非常に盛り上がる、聞いてて興奮する演奏でした。
当然の事ながら第1,4楽章はもちろん効果的だが第2,3楽章では
静かな中鳴り響く大音響の一撃はそれはもう抜群の効果であった。
ちなみに前半のモーツァルトのピアノ協奏曲は、読響のサイトでは
ピアノをオケの中央(指揮者の正面)に蓋をはずして配置と書かれていたが
実際は普通の良くある指揮者後ろの配置になっていたが、なにか直前に
音響か演奏上に不都合があったのだろうか?
ちなみにショスタコの交響曲は基本全部好きだが普段聞くのは
2~4と11~15番が中心…7番含め中期の交響曲はあまり聴かないなぁ…
でも、コンサートだと7番と11番が多いか…。
さて2月にカンブルランがアイヴス:「答えのない質問」とドヴォルザーク:「新世界より」
を続けて演奏するという演出をしてあのなんとも言えないすばらしい効果には驚いたものだが
今回その「新世界」がCD化(非売品)されたのだが…
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なぜか収録されてるのは「新世界」のみ…
なんでだぁぁぁぁぁ?せっかくのあの演出効果をやめてしまったのだ?
今回収録は1曲のみと決めていたのだろうか?、それともアイヴスのほうに
何か権利関係の問題で収録出来なかったのであろうか?
2曲あわせても1時間も満たないのだから、物理的制約ではないのは明らか…
もうつくづく残念…。
ちなみにこの日当日深夜テレビでヨーロッパ公演の特集をしていたが
やはりここでも「新世界」の部分しか放送されなかった…。やはり権利関係か?


さてさて最後に五月と言えば…そう、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
毎年GW開催で各、同人イベントとぶつかって大変なイベントですが
例に漏れずCOMIC1とふたけっと とぶつかってかっかり…。

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さて今回も有料公演以外無料の公演も当然ありましたが
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その中で非常に面白かったのが
テルミンとマトリュミンアンサンブルの演奏。
ただマトリュミンの合奏って音が飽和した感じで部分的にメロディーが
聞き取れなかったりとか…ちょっと残念なとこもあったけどまぁおもしろかったな。
そして有料公演では、ペルト:ヨハネ受難曲を聴いてまいりました。
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ヤーン=エイク・トゥルヴェ 指揮ヴォックス・クラマンティス
5人の合奏と2人の独唱と合唱 …。
指揮者合わせても20人程の非常に小さな編成。
それはそれは静かで美しく、すばらしい曲、演奏でございましたが
当日はふたけっとの日、そしてこの公演、夜8:30~の公演 …。
聞くには体にこたえますわ。
そりゃ眠くもなりますわ…
ただこの日隣のホールでバッハ:ヨハネ受難曲の公演があると言う
なんとも人によっては選ぶのが悩ましいプログラムでしたな。
その性か、曲の知名度の性なのか、公演時間の問題なのか1000人以上入る
ホールなのに半分も入ってなかった…。
しかも普通プログラム等めくる人があっても非常に静かなのにこの公演では
歌詞対訳をめくる音が会場全体からガサーっと聞えるという珍しい感じでしたな。
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紙の性なのやらなんなのやら…。まぁA4サイズでちょっと大きかったかな?
最後はスタンディングオベーションで拍手喝采でしたが、もう10:00という事もあり
走ってホールを出て行く人もちらほらと…。
ちなみに今回のラ・フォルで知人のお土産にお菓子買って帰りましたが
ついでにこんなものも買いました。コミティアで飾ってみたんで見た人もいるでしょう?
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他にも色々楽器ありましたが一番見栄えが良かったんで。
まぁ、今「響け!ユーフォニアム」って京アニのアニメやってますしね。
1話目で、京都コンサートホールが出てきたのは笑った。 
ちなみに値段は他の楽器の中ではやや高めの2000円。
サイズ的にドールに持たせても問題なし。 

…いやぁ、久しぶりに写真入で長文書いてみた。
もしこんな記事読んでくれた人ありがとね。
ではまた! 

蒙古タンメンとか、ラ・フォル・ジュルネ~とか。

どうも最近ブログの更新が少なくてごめんなさいです。
少しでもパソコンいじると目がすごい疲れちゃって…。 
モニターの彩度暗くしたりとか、いろいろしてるんですけど、なかなか駄目ですわ。

さて本日はいつもよく通ってる蒙古タンメン中本の新宿店に行ってきました。
本日は新宿店12周年って事でむちゃくちゃ込んでいた。 
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記念のくじ引きは、もちろんはずれで、いつものステッカーでございました。
冷やし五目蒙古タンメン(辛さ8)を注文いたしましたが、近年では
この辛さでも物足りなくなっているんですが…大丈夫か?
(もちろん北極とか普通に食える。)
麻婆も平日の辛さ2倍サービスぐらいじゃないと物足りなくなってたり…。
でも食べるのは平気だけど最近その後のお腹とか心配になってきたり。
…ここ最近激辛系食べるとお腹が張る感じがあるんでチョイ心配。
でも激辛やめられないな~…う~む。

さてさて、で昨日は毎年ゴールデンウィークに東京国際フォーラム行われる、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015のチケット販売日であり、
チケット買ってきましたです~。
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で、今年は特に室内楽と声楽曲 系が中心で管弦楽は幻想交響曲 等あたりで
全体的に内容的が個人的にはちょっと盛り上がりに欠けるラインナップですよ。
その中で、結構聞きたい曲として、アルヴォ・ペルト:「ヨハネ受難曲」が
あったんでとりあえず今回はこの曲のチケットをゲット!
ペルトの曲は好きなんで楽しみ、出来れば特に好きな「ミゼレーレ」とかも
演奏してほしかったな…。
他にもまぁ買ってみたいチケットはあるにはあるのだが、知ってのとおり
このコンサートイベントの開催期間中は、COMIC1 等のイベントと
重なっており行けるかどうかわからないので断念。
…まぁサークル参加で新刊も出す予定で売り子さんの予定も未定なんでしょうがない。

ちなみにこの当日は浅草の都産貿でふたけっとだが、開演20:30~なんでまず大丈夫だろうが
場合によっては、ちょっと早めに販売切り上げて帰るかもです。


とりあえず現在GW用の原稿とDL用の「ビッチな~」の新作の原稿の執筆中です。
…本来なら「ビッチな~」は先月販売予定でしたが、全然出来てません…
とりあえず締め切り的にGW用の原稿が優先になりそうなんで気長に待っていてくださいませ。
どんな遅くても5月以内には…。











 

今宵はアイヴズとか、武満…そして恐るべきドヴォルザーク

昨日は、読響定期に行ってまいりました~。 
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曲目は
武満徹 / 鳥は星型の庭に降りる
バルトーク / ビィオラ協奏曲(シェルイ版)
アイヴズ / 答えのない質問
ドヴォルザーク / 交響曲第9番「新世界から」 

シルヴァン・カンブルラン指揮。
武満とアイヴズの2曲はコンサートで聴くのはかなり久しぶりですね。
…まぁなかなか演奏されない曲目だし。

「鳥は~」武満独特の美しい旋律、そして現れる打楽器群の狂騒。
十分強の短めのではあるが非常にすばらしい。
そして続くバルトークの協奏曲(独奏はニルス・メンケマイヤー)
こちらも約20分とやや短めだが、未完成の楽曲を補筆した版なので
いたしかたないが良くまとまっており聴きやすい。
特に民族舞曲風なメロディーが随所に現れ心踊る豊かな第三楽章は
非常に楽しい。
アンコールはバッハ / 無伴奏チェロ組曲第1番~サラバンド(ヴィオラ版)。

そして後半…本日のメイン。
アイブスとドヴォルザークであるが、なんとこの2曲連続演奏という珍しい演奏だったが
これがなんとびっくりする凄い効果であった!
で、その感想は後で
まずはアイブズ、弦楽器群とフルート4、トランペットのみ約6分の短い曲だが
アイブスの作品では交響曲第4番についで良く聴く好きな作品なので楽しみにしていた。
特にこの曲、コンサートでは指揮者によって管楽器の配置が変わるので期待していた。
今回は次の曲の兼ね合いも合ってフルートは通常の位置だがソロトランペットは
2階Pブロック後方のオルガン前に配置されていた。
演奏は非常にスローテンポでの演奏。しかしそのなんとも静かで幻想的な響きは
心の底からのめり込んでしまうそれはすばらしいものだった。
そしてドヴォルザークであるが、実は今回の4曲の中で一番期待していなかった
曲だったりしたのではあるが…ところがである!
本日4曲の中で一番最高、凄まじい演奏でったのである! 
とにかく4つの楽章すべてハイテンポで管弦楽の凄まじい強奏…いや狂騒、ティンパニの強打!
疾風怒濤、猪突猛進…。す…凄い…かっこいい…どうせ名曲だからとなめていた。
これまで、この曲色々聴いてきたことがあったが、こんな激しい爆音暴走「新世界」
ほとんどお目にかかったことない。
この「新世界」の舞台は都会を飛び越え宇宙にいってしまったのか?まるでSF。

そしてそして先に書いた連続演奏であるが…「答えのない質問」の
非常にゆったりした幻想的な音が消え入るように終わるやいなや、突然の狂騒。
幻覚から突然現実にいきなり戻された…というか、これがなんともいえない不思議な感覚。
突然テンポが急激に変わるなんて曲はあるのだか、こんな感覚なったのは初めて。
曲そのものが違うという効果なのだろうか、一応試しに同じ曲目で試してみたが
まったく味わえなかった、やはり生と録音の違いは当然あるだろうが
この2曲ここまでスローテンポとハイテンポの両極端な演奏もってない。
とにかくもう説明が難しいなんともいえない感覚…凄い。
ぜひCD化して欲しいな…もちろんこの2曲は一緒に…と言うか編集せずにそのまま
CD化して頂きたい。
…そういえば今日東京芸術劇場でお昼から同じプログラム演奏するんだよなぁ…
当日券あるだろうし、行ってみようかとか思ったり。

そして珍しいことに当日はアンコールあり。ドボルザーク / スラブ舞曲第10番op72-2
特に時間が余っていたどころか、9時すぎでおしていたので非常に珍しい。
やはりこのプログラムは来月から始まる欧州公演と同じなので気合が入っていたか
完全に同じ演奏をしたかったのか…どちらにせよこちらとしてはありがたい事には
間違いなしか。
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今宵はトゥーランガリラ交響曲

いやぁ…音楽話も久々ですね。ほぼ一年ぶり近くになるんじゃないんでしょーか?
今までなかなか書く時間がとれず 今年も最後なんで何とか時間作って書いてみましたですよ。
さてさて昨晩はカンブルラン指揮読響定期でメシアンの大編成の管弦楽の大作
「トゥーランガリラ交響曲」を聴いてまいりました 。
12月と言うことでサントリーホール も綺麗なイルミネーションに囲まれいい感じです。P1040090
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さて本日は他に読響の委嘱作品(世界初演) 酒井健治:「ブルーコンチェルト」が演奏されました。
「トゥーランガリラ」と同じく大編成の管弦楽による約20分近い作品で
特にウォーターフォン、スプリングコイル、ホース、サンドペーパー 等のユニークな楽器を含む
約20種の大規模な打楽器群の響きは、実に楽しく
室内楽的な響きから大管弦楽による巨大な音響いたるまで実に良い作品でした…が
一応来年のヨーロッパ公演でも本日のプログラムを演奏するそうですが、
こういった曲であろうと今後再演や、CDやソフト化は望めないんでしょうね。
曲自体は、あぁいわゆるゲンダイオンガクだなぁって所もありますが
かなり聞きやすかったと思うんですが、ゲンダイオンガクが嫌いな人はこう言う曲も
あまり好まないんでしょうねぇ

さて本日メインの「トゥーランガリラ交響曲」ですが、いやぁ実にすばらしかった。
この曲は正直演奏によっては途中でだれてしまう事も多いですが
全体的にやや遅めのテンポで進みつつ第5、10楽章ではかなり速いテンポと大音響で
一気に盛り上げていき、80分強の大作をほぼ飽きる、だれることなく聞かせてくれました。
ピアノが指揮者の後ろ、オンド・マルトノがその横(指揮者斜め後方)に配置されておりました
大体標準的なほうに入る配置でしょうか?
正直驚いたのがピアノ(演奏:アンジェラヒューイット )の楽譜がタブレット!
時代なんですかねぇ…。
演奏中操作をしていなかったんで裏でスタッフが操作しているんでしょうけど
タブレットがトラブったらどうするんでしょうかねぇ?
楽譜なら落としたりとかページめくり間違いぐらいですぐに対処できる程度のものですが
…うーんタブレットとかって正直いきなりトラブったりするから 
大事な部分で使うのは正直怖いですが…。 

しかし「トゥーランガリラ交響曲」はかなりの演奏がCD化されてますが 、
本当に録音泣かせの曲ですよね。演奏が良くても、打楽器群が聞き取りづらい
肝心なオンド・マルトノが聞き取りづらい…あれが聞こえないこれが聞こえない 等々
なかなか完全に「これだぁ」と言う録音にはお目にかかれませんね 。 
まぁ無難にチョン・ミョンフン盤あたりでしょうかねぇ、ラトル盤はこの曲より
カップリングの「世の終わりの四重奏曲」の方がすばらしかったかと…。

さてまぁトゥーランガリラは東京でのコンサートは用事等無い限り聴きに行っておりますが
特に未だ記憶に残っているのが秋山和慶指揮東京交響楽団の97,99年の
二つの公演でしょうか?このふたつ
両公演の第5、10楽章の終結部、凄まじい大音響に頭痛になるという
珍しい経験をしておりまして…(笑)。
しかも99年の公演ではどういう意図かはわかりませんが
ピアノを指揮者の前に置くという珍しい配置をしておりました。
…今更ながらCD化してくれないかなぁ?
ちょっと話が変わりますが秋山/東響は大規模なゲンダイオンガクを演奏しておりましたが
近年はあまりそういったのがないですねぇ…。
シェーンベルクの「モーゼとアロン」「ヤコブの梯子」「グレの歌」や
特に冒険だったのがサントリーホールで客席を取り囲むように配置された
10群のオーケストラを使う大規模なラッヘンマン:「マッチ売りの少女」 等
非常に野心的なプログラムで、毎年次年度のプログラム発表が楽しみだったんですが…。
そしてチケット販売日に即電話!じゃなくて当時たしか数日前に優先でFAXとか
だったかな?
とにかく普通のお客さんには受けが良く無かったんでしょうか?
それともやはり財政的な問題なのでしょうか?…残念ですね。
「グレの歌」なんかLA,RAブロックの一部まで合唱席にしてましたもんねぇ
そりゃあお金もかかってしまいますよねぇ…。
まぁ「マッチ売りの少女」も、完全にゲンダイオンガクなんで一部のお客さん
グロッキーみたいだったし(笑)…。
まぁ2時間特殊な”音”を聞いてるようなもんでしたから…。
しかしこうした野心的なプログラムの復活を望みたいです。  

話ずれてしまいましたが、冬コミの原稿で忙しい状況ですが
昨晩の公演でリラックスでき心に多少余裕ができました。
これから原稿の〆切に向け描き進めていきますよ!。 
では冬コミ乞うご期待…はあまりしないでね。
 

今宵もバルトーク。

昨日の読響定期公演の前に、先月のコンサートについては書く時間なかったんで
とりあえず簡単に。まず、1/14読響定期ではカンブルランの指揮で 、
ガブリエリ:カンツォーナ(「サクラ・シンフォニア集」から/カンブルラン編)
ベリオ:フォルマツィオーニ 、ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」
の3曲。特殊な楽器編成のベリオや、ヴィオラのソロが活躍し
終楽章ではPブロック後方(オルガン前)で別働隊が加わり同じくヴィオラ・ソロが
Pブロック2列目横に移動するなど音響面でも楽しめた「イタリアのハロルド」
どれもすばらしかったですよ。
そして私の誕生日だった25日のN響ではファビオ・ルイージの指揮でオルフ・プロ
カトゥリ・カルミナ、カルミナ・ブラーナの大曲二曲
今回はあの有名なカルミナ~ではなく、めったに聞けないカトゥリ~が目的。
さすがに音響の悪いNHKホールなんで音響は我慢でしたが、演奏は良かった。
ただカトゥリ~をやる編成なら一緒にストラヴィンスキー:バレエカンタータ「結婚」も
一緒に演奏して欲しかったなぁと言うのは欲張りか…。(笑)
とりあえずいい誕生日になりました。

さて昨日の読響定期では今回読響で始めて指揮をするクレメンス・シュルト。
1982年生まれだそうで、若い!。とにかくイケメンって感じ。
とにかく指揮ぶりも、いきいきしてて若々しかったなぁ。で、
リゲティ:ルーマニア協奏曲
ブルッフ:バイオリン協奏曲 第一番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
なんとブルッフ以外ソロはいないが三曲とも協奏曲というプログラム。
そして本日は今月2日に読響の桂冠指揮者(第7代常任指揮者)であったゲルト・アルブレヒト氏が
他界され、その追悼として始まる前にバッハ:アリアが演奏されました。
そして演奏された三曲、リゲティ、ブルッフ共にはつらつとして、伸びやかな演奏で
3曲目のバルトークではあまり急がず安定感のあるどっしりしたテンポだったのが
終楽章になるといきなりハイテンポでたたみ掛けるような激しい演奏!
一気に燃えたすばらしい演奏でした。…いやぁ良かった。

さて、アルブレヒト氏が他界され非常に残念です。
読響では特に現代音楽を積極的に演奏し、多くの曲が初演されました。
今でもヘンツェ:歌劇「午後の曳航」~演奏会形式日本初演 等
記憶に残るものばかり。しかも定期公演で毎年一回、現代音楽のみの
プログラムというすばらしい公演を作り第一回目ではヴァーレーズ:アメリカ(日本初演)
という大音響騒音音楽を持ってくる素晴らしさ!(笑)
しかも毎回日本人作曲家の委嘱作品の初演を解説付きでするという積極さ。
(ただ…現代音楽だけだとあからさまにお客さんが少なかったのは残念でしたが…。)
CDでもWERGOレーベルでヒンデミットのオペラ3部作を録音したり(しかも演奏、録音も
素晴らしい…しかしこの3部作「聖スザンナ」の1曲以外他に録音も演奏もされないのだが
どこか、いいかげんどこか録音してくれないものか?演奏も、昔演奏会形式で
三部作日本初演されたがそれっきりだしなぁ…。「ヌッシュ・ヌシ」なんか影絵まで使って
面白い演奏だったのに)現代音楽の録音も輸入版で多々あるのだが最近ではそれも
売ってるの見かけなくなってるし…。残念…。これを機会にいろいろ復刻販売してほしいなぁ。
とにかくアルブレヒト氏のご冥福をお祈りいたします…。





 
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