いやぁ…ここ最近音楽の事書けてなかったんで久々に…。
先日聞いてまいりました キリル・カラビッツ指揮 読売交響楽団定期公演。
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そうです!最近、ボーマンス響とのプロコフィエフ:交響曲全集を完成させた
カラビッツが今回そのプロコフィエフを演奏しました!  
で、当日の曲目は

プロコフィエフ:交響的絵画「夢」 op.6
ハチャトゥリアン:フルート協奏曲 (フルート:エマニュエル・パユ)
プロコフィエフ:交響曲第五番 op.100

当日よほどの事がないと空席が目立つものなんですが
この日はほぼ埋まっておりまして… たぶんあのエマニュエル・パユ目当ての人が
多かったと思われる…見た感じ若い女性の人多いようだったし…。
さてさて演奏ですが…
まずは「夢」 …う~ん素晴らしい…のだがこの人はやや爆演系に近く
鳴らすところの爆発力は半端ではないので素晴らしいのだが 
テンポも速めで爽快感もあるのだが、もう少しテンポを抑えて聞かせてくれればと
感じるところも多々ありで、そこは若干残念の気も…。
そして、フルート協奏曲。もともとの原曲はバイオリン協奏曲 をピエール・ランパルが
フルート用に編曲した曲。
実はバイオリン協奏曲はいくつかCDをもっているが、このフルート版は
初めてだったりする。
いやぁ、パユ凄い…。なんという演奏!さすが世界最高一級の奏者と感動しきり。
アンコールは武満徹:エア

ちなみにハチャトゥリアンといえば、もう何年も新譜が無くさみしかった
最高傑作の交響曲第二番「鐘」の新譜がナクソスレーベルからリリースされるそうで
実に嬉しい! 早く他の一番と三番を…。 

で、さて…話し戻して休憩後は本命の交響曲第五番。
先にも書いたがテンポを…と感じるところもあったが…
いやぁ…なんという激演!爆演! 
当然プロコフィエフ馬鹿の私はコンサートで何度も聞いているわけですが
ここまでの爆演、大音響はなかなかお目にかかれない。
しかもただの大音響って訳ではない、もう血沸き肉踊るといいますか…。
しかも指揮がもうノリノリ!楽しんで演奏してますね!
いやぁ終演後、聴き疲れしてしまう程とはなんと珍しい…。
もう凄かった…素晴らしすぎました…。
まさにこれこそどんな最高級のオーディオ機器で聞いても再現できない音響をまざまざと感じた。
ぜひっ!ぜひに、このまま交響曲全曲演奏をお願いしたい!
せめて最低でも二~四番はお願いしたい!…もちろん四番は原典版、改訂版両方!

ちなみにこの日の公演はテレビ収録されていたので数ヵ月後には放送されるはずだが
たぶんフルート協奏曲が全曲で五番は一部抜粋みたいな感じで放送なんだろうなぁ…。
一時間番組だし…。って言うかCD化して…。

いやぁまぁさてここ最近、いくつものプロコフィエフの交響曲(全集)が集中して
リリースされており、実にめでたい!
ただ…交響曲はありがたいのだが管弦楽、声楽は全然ですねぇ…。
出ても「ロミオとジュリエット」や協奏曲、ピアノソナタ あたりぐらいか…。
「道化師」「鋼鉄の歩み」「セミョーン・コトコ」「十月革命二十周年のためのカンタータ」
「名も無い少年のバラード」…新譜出ないかなぁ…。

交響曲全集と言えば最近、ソヒエフがベルリン・ドイツ響と開始しましたが
「ハルチカ」で草壁先生がベルリン・ドイツ響(アニメではドイツ・ベルリン響となってましたが…)
を、すっぽかしたという過去には笑えてしょうがない…。
…しかし「ユーフォ」が京都コンサートホールで「ハルチカ」が普門館…かぁ…。
普門館の方は一度も行った事無いんだよなぁ…。東京国際フォーラム Aホール級の収容人数
らしいのでどんな音響なのか聞いてみたいものだったが…。
とりあえずカラヤンの来日公演のCDでは聴くことができたが…。

で、読響ですが下野竜也 氏が首席客演指揮者を退任ということで非常に残念ですね。
現代音楽を中心にかなりマニア向けの選曲で素晴らしかったのですが…。
最近でもジョン・アダムス:ハーモニレーレや、先月も合唱付きの大作
フィンジ:霊魂不滅の啓示 を演奏しまして素晴らしい演奏だったのですが…。
出来ればアダムスはハーモニレーレもいいですが合唱付きの大作ハーモニウムも
演奏してほしかった…。それに一時期集中して演奏したヒンデミットも
交響曲「世界の調和」やオペラ3部作 等も取り上げてほしかったなぁ…。
今後は広島響の音楽監督になるそうで、そちらでもこういった曲目を選曲されるん
でしょうかね?

さてさて、8月には東京交響楽団があのソ連の超大音響!アヴァンギャルドの大傑作
ポポフ:交響曲第一番がついに日本初演されます!
いやぁもうあの壮絶な爆音の第3楽章が生で聞けるかと思うと
もう今からわくわくが止まらない!
…ただなぁ、指揮が飯森範親 氏なんでどうなるのかちょっと心配…。
昔、サントリーサマーフェスティバルで、モソロフ:「鉄工場」、プロコフィエフ:「鋼鉄の歩み」
ストラヴィンスキー:「春の祭典」という超重量級なプログラムを指揮されまして
この3曲が一晩でと楽しみに聴きにいったんですが…
正直、それはもう残念な演奏でした…もう、がっかり…。
当然この3曲、大音響が必然とも言える曲なんですが…まぁ…音が鳴らない…弱い…。
演奏に全然力の無い3曲…なぜこの3曲をプログラムにしてこんな演奏を…?
…う~んポポフ…正直不安と期待が入り乱れてます…。
…そうですよ!カラビッツさん、ぜひ代わりに演奏して!
もうこんな曲カラビッツさん向きですよ!