昨日は、読響定期に行ってまいりました~。 
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曲目は
武満徹 / 鳥は星型の庭に降りる
バルトーク / ビィオラ協奏曲(シェルイ版)
アイヴズ / 答えのない質問
ドヴォルザーク / 交響曲第9番「新世界から」 

シルヴァン・カンブルラン指揮。
武満とアイヴズの2曲はコンサートで聴くのはかなり久しぶりですね。
…まぁなかなか演奏されない曲目だし。

「鳥は~」武満独特の美しい旋律、そして現れる打楽器群の狂騒。
十分強の短めのではあるが非常にすばらしい。
そして続くバルトークの協奏曲(独奏はニルス・メンケマイヤー)
こちらも約20分とやや短めだが、未完成の楽曲を補筆した版なので
いたしかたないが良くまとまっており聴きやすい。
特に民族舞曲風なメロディーが随所に現れ心踊る豊かな第三楽章は
非常に楽しい。
アンコールはバッハ / 無伴奏チェロ組曲第1番~サラバンド(ヴィオラ版)。

そして後半…本日のメイン。
アイブスとドヴォルザークであるが、なんとこの2曲連続演奏という珍しい演奏だったが
これがなんとびっくりする凄い効果であった!
で、その感想は後で
まずはアイブズ、弦楽器群とフルート4、トランペットのみ約6分の短い曲だが
アイブスの作品では交響曲第4番についで良く聴く好きな作品なので楽しみにしていた。
特にこの曲、コンサートでは指揮者によって管楽器の配置が変わるので期待していた。
今回は次の曲の兼ね合いも合ってフルートは通常の位置だがソロトランペットは
2階Pブロック後方のオルガン前に配置されていた。
演奏は非常にスローテンポでの演奏。しかしそのなんとも静かで幻想的な響きは
心の底からのめり込んでしまうそれはすばらしいものだった。
そしてドヴォルザークであるが、実は今回の4曲の中で一番期待していなかった
曲だったりしたのではあるが…ところがである!
本日4曲の中で一番最高、凄まじい演奏でったのである! 
とにかく4つの楽章すべてハイテンポで管弦楽の凄まじい強奏…いや狂騒、ティンパニの強打!
疾風怒濤、猪突猛進…。す…凄い…かっこいい…どうせ名曲だからとなめていた。
これまで、この曲色々聴いてきたことがあったが、こんな激しい爆音暴走「新世界」
ほとんどお目にかかったことない。
この「新世界」の舞台は都会を飛び越え宇宙にいってしまったのか?まるでSF。

そしてそして先に書いた連続演奏であるが…「答えのない質問」の
非常にゆったりした幻想的な音が消え入るように終わるやいなや、突然の狂騒。
幻覚から突然現実にいきなり戻された…というか、これがなんともいえない不思議な感覚。
突然テンポが急激に変わるなんて曲はあるのだか、こんな感覚なったのは初めて。
曲そのものが違うという効果なのだろうか、一応試しに同じ曲目で試してみたが
まったく味わえなかった、やはり生と録音の違いは当然あるだろうが
この2曲ここまでスローテンポとハイテンポの両極端な演奏もってない。
とにかくもう説明が難しいなんともいえない感覚…凄い。
ぜひCD化して欲しいな…もちろんこの2曲は一緒に…と言うか編集せずにそのまま
CD化して頂きたい。
…そういえば今日東京芸術劇場でお昼から同じプログラム演奏するんだよなぁ…
当日券あるだろうし、行ってみようかとか思ったり。

そして珍しいことに当日はアンコールあり。ドボルザーク / スラブ舞曲第10番op72-2
特に時間が余っていたどころか、9時すぎでおしていたので非常に珍しい。
やはりこのプログラムは来月から始まる欧州公演と同じなので気合が入っていたか
完全に同じ演奏をしたかったのか…どちらにせよこちらとしてはありがたい事には
間違いなしか。
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