いやぁ…音楽話も久々ですね。ほぼ一年ぶり近くになるんじゃないんでしょーか?
今までなかなか書く時間がとれず 今年も最後なんで何とか時間作って書いてみましたですよ。
さてさて昨晩はカンブルラン指揮読響定期でメシアンの大編成の管弦楽の大作
「トゥーランガリラ交響曲」を聴いてまいりました 。
12月と言うことでサントリーホール も綺麗なイルミネーションに囲まれいい感じです。P1040090
P1040088








さて本日は他に読響の委嘱作品(世界初演) 酒井健治:「ブルーコンチェルト」が演奏されました。
「トゥーランガリラ」と同じく大編成の管弦楽による約20分近い作品で
特にウォーターフォン、スプリングコイル、ホース、サンドペーパー 等のユニークな楽器を含む
約20種の大規模な打楽器群の響きは、実に楽しく
室内楽的な響きから大管弦楽による巨大な音響いたるまで実に良い作品でした…が
一応来年のヨーロッパ公演でも本日のプログラムを演奏するそうですが、
こういった曲であろうと今後再演や、CDやソフト化は望めないんでしょうね。
曲自体は、あぁいわゆるゲンダイオンガクだなぁって所もありますが
かなり聞きやすかったと思うんですが、ゲンダイオンガクが嫌いな人はこう言う曲も
あまり好まないんでしょうねぇ

さて本日メインの「トゥーランガリラ交響曲」ですが、いやぁ実にすばらしかった。
この曲は正直演奏によっては途中でだれてしまう事も多いですが
全体的にやや遅めのテンポで進みつつ第5、10楽章ではかなり速いテンポと大音響で
一気に盛り上げていき、80分強の大作をほぼ飽きる、だれることなく聞かせてくれました。
ピアノが指揮者の後ろ、オンド・マルトノがその横(指揮者斜め後方)に配置されておりました
大体標準的なほうに入る配置でしょうか?
正直驚いたのがピアノ(演奏:アンジェラヒューイット )の楽譜がタブレット!
時代なんですかねぇ…。
演奏中操作をしていなかったんで裏でスタッフが操作しているんでしょうけど
タブレットがトラブったらどうするんでしょうかねぇ?
楽譜なら落としたりとかページめくり間違いぐらいですぐに対処できる程度のものですが
…うーんタブレットとかって正直いきなりトラブったりするから 
大事な部分で使うのは正直怖いですが…。 

しかし「トゥーランガリラ交響曲」はかなりの演奏がCD化されてますが 、
本当に録音泣かせの曲ですよね。演奏が良くても、打楽器群が聞き取りづらい
肝心なオンド・マルトノが聞き取りづらい…あれが聞こえないこれが聞こえない 等々
なかなか完全に「これだぁ」と言う録音にはお目にかかれませんね 。 
まぁ無難にチョン・ミョンフン盤あたりでしょうかねぇ、ラトル盤はこの曲より
カップリングの「世の終わりの四重奏曲」の方がすばらしかったかと…。

さてまぁトゥーランガリラは東京でのコンサートは用事等無い限り聴きに行っておりますが
特に未だ記憶に残っているのが秋山和慶指揮東京交響楽団の97,99年の
二つの公演でしょうか?このふたつ
両公演の第5、10楽章の終結部、凄まじい大音響に頭痛になるという
珍しい経験をしておりまして…(笑)。
しかも99年の公演ではどういう意図かはわかりませんが
ピアノを指揮者の前に置くという珍しい配置をしておりました。
…今更ながらCD化してくれないかなぁ?
ちょっと話が変わりますが秋山/東響は大規模なゲンダイオンガクを演奏しておりましたが
近年はあまりそういったのがないですねぇ…。
シェーンベルクの「モーゼとアロン」「ヤコブの梯子」「グレの歌」や
特に冒険だったのがサントリーホールで客席を取り囲むように配置された
10群のオーケストラを使う大規模なラッヘンマン:「マッチ売りの少女」 等
非常に野心的なプログラムで、毎年次年度のプログラム発表が楽しみだったんですが…。
そしてチケット販売日に即電話!じゃなくて当時たしか数日前に優先でFAXとか
だったかな?
とにかく普通のお客さんには受けが良く無かったんでしょうか?
それともやはり財政的な問題なのでしょうか?…残念ですね。
「グレの歌」なんかLA,RAブロックの一部まで合唱席にしてましたもんねぇ
そりゃあお金もかかってしまいますよねぇ…。
まぁ「マッチ売りの少女」も、完全にゲンダイオンガクなんで一部のお客さん
グロッキーみたいだったし(笑)…。
まぁ2時間特殊な”音”を聞いてるようなもんでしたから…。
しかしこうした野心的なプログラムの復活を望みたいです。  

話ずれてしまいましたが、冬コミの原稿で忙しい状況ですが
昨晩の公演でリラックスでき心に多少余裕ができました。
これから原稿の〆切に向け描き進めていきますよ!。 
では冬コミ乞うご期待…はあまりしないでね。