昨日の読響定期公演の前に、先月のコンサートについては書く時間なかったんで
とりあえず簡単に。まず、1/14読響定期ではカンブルランの指揮で 、
ガブリエリ:カンツォーナ(「サクラ・シンフォニア集」から/カンブルラン編)
ベリオ:フォルマツィオーニ 、ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」
の3曲。特殊な楽器編成のベリオや、ヴィオラのソロが活躍し
終楽章ではPブロック後方(オルガン前)で別働隊が加わり同じくヴィオラ・ソロが
Pブロック2列目横に移動するなど音響面でも楽しめた「イタリアのハロルド」
どれもすばらしかったですよ。
そして私の誕生日だった25日のN響ではファビオ・ルイージの指揮でオルフ・プロ
カトゥリ・カルミナ、カルミナ・ブラーナの大曲二曲
今回はあの有名なカルミナ~ではなく、めったに聞けないカトゥリ~が目的。
さすがに音響の悪いNHKホールなんで音響は我慢でしたが、演奏は良かった。
ただカトゥリ~をやる編成なら一緒にストラヴィンスキー:バレエカンタータ「結婚」も
一緒に演奏して欲しかったなぁと言うのは欲張りか…。(笑)
とりあえずいい誕生日になりました。

さて昨日の読響定期では今回読響で始めて指揮をするクレメンス・シュルト。
1982年生まれだそうで、若い!。とにかくイケメンって感じ。
とにかく指揮ぶりも、いきいきしてて若々しかったなぁ。で、
リゲティ:ルーマニア協奏曲
ブルッフ:バイオリン協奏曲 第一番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
なんとブルッフ以外ソロはいないが三曲とも協奏曲というプログラム。
そして本日は今月2日に読響の桂冠指揮者(第7代常任指揮者)であったゲルト・アルブレヒト氏が
他界され、その追悼として始まる前にバッハ:アリアが演奏されました。
そして演奏された三曲、リゲティ、ブルッフ共にはつらつとして、伸びやかな演奏で
3曲目のバルトークではあまり急がず安定感のあるどっしりしたテンポだったのが
終楽章になるといきなりハイテンポでたたみ掛けるような激しい演奏!
一気に燃えたすばらしい演奏でした。…いやぁ良かった。

さて、アルブレヒト氏が他界され非常に残念です。
読響では特に現代音楽を積極的に演奏し、多くの曲が初演されました。
今でもヘンツェ:歌劇「午後の曳航」~演奏会形式日本初演 等
記憶に残るものばかり。しかも定期公演で毎年一回、現代音楽のみの
プログラムというすばらしい公演を作り第一回目ではヴァーレーズ:アメリカ(日本初演)
という大音響騒音音楽を持ってくる素晴らしさ!(笑)
しかも毎回日本人作曲家の委嘱作品の初演を解説付きでするという積極さ。
(ただ…現代音楽だけだとあからさまにお客さんが少なかったのは残念でしたが…。)
CDでもWERGOレーベルでヒンデミットのオペラ3部作を録音したり(しかも演奏、録音も
素晴らしい…しかしこの3部作「聖スザンナ」の1曲以外他に録音も演奏もされないのだが
どこか、いいかげんどこか録音してくれないものか?演奏も、昔演奏会形式で
三部作日本初演されたがそれっきりだしなぁ…。「ヌッシュ・ヌシ」なんか影絵まで使って
面白い演奏だったのに)現代音楽の録音も輸入版で多々あるのだが最近ではそれも
売ってるの見かけなくなってるし…。残念…。これを機会にいろいろ復刻販売してほしいなぁ。
とにかくアルブレヒト氏のご冥福をお祈りいたします…。